クールワン® お役立ち情報 インフルエンザ対策編
「かからない」「うつさない」を
心がけましょう
インフルエンザをはじめとする感染症の
基本的な感染対策には
「手洗い」「せきエチケット」が有効です。
特に高齢者、基礎疾患のある方が感染した場合、
重症化するリスクが高くなります。
公共交通機関や施設、職場や学校など
人が集まる場所では、
できるだけマスクを着用するようにしましょう。
こまめな手洗い
ドアノブや電車のつり革など様々なものに
触れることにより、自分の手にもウイルスが
付着している可能性があります。
外出先からの帰宅時や調理の前後、食事前など
こまめに手を洗いましょう。
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流水でよく手をぬらした後、
石鹸をつけ手のひらを
よくこすります。 -
手の甲をのばすようにこすります。
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指先・爪の間を
念入りにこすります。 -
指の間を洗います。
-
親指と手のひらを
ねじり洗いします。 -
手首も忘れずに洗います。
出典:厚生労働省
「感染症対策へのご協力をおねがいします①手洗い」
せきエチケット
せきエチケットとは、せきやくしゃみをする際に、
マスクやハンカチ、ティッシュ、
上着の袖などを使って
口や鼻をおさえ、飛沫による感染を防ぐことです。
正しいせきエチケット
-
マスクを着用する
マスクを着用する際は
取扱説明書をよく読んで
正しくつけましょう。 -
ハンカチやティッシュなどで
口や鼻を覆う使用したティッシュは
すぐにゴミ箱に捨てましょう。 -
上着の内側や袖で覆う
とっさの時や、ハンカチなどを
持ち合わせてないときは
袖で覆いましょう。
悪い事例
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せきやくしゃみを
手でおさえてしまう手でおさえてしまうと
その手で触ったドアノブなど
周囲のものにウイルスが付着し
他の人にうつす可能性があります。 -
なにも覆わずに
せきやくしゃみをするせきやくしゃみはしぶきが
2m飛ぶとも言われており
そのしぶきには病原体が
含まれている可能性があります。
出典:厚生労働省HP「咳エチケット」
インフルエンザQ&A
- インフルエンザと普通の風邪の違いは?
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一般的に、風邪は様々なウイルスによって起こりますが、普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻水、くしゃみや咳等の症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはあまりありません。
一方、インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻水、咳等の症状も見られます。 - インフルエンザの流行はいつが多いですか?
- 季節性インフルエンザは流行性があり、いったん流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が拡がります。
日本では、例年12月~3月が流行シーズンです。 - インフルエンザにかからないためにはどうすればよいですか?
- インフルエンザを予防する有効な方法としては、以下が挙げられます。
- (1)流行前のワクチン接種
感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効です。 - (2)外出後の手洗い等
流水・石鹸による手洗いは、インフルエンザに限らず接触や飛沫感染などを感染経路とする感染症の対策の基本です。 - (3)適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。
特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。 - (4)十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。 - (5)人混みや繁華街への外出を控える
やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合には、ある程度、飛沫感染等を防ぐことができる不織布(ふしょくふ)製マスクを着用しましょう。 - (6)室内ではこまめに換気をする
窓開けによる換気は、対角線上にあるドアや窓を2か所開放すると効果的な換気ができます。
窓が1つしかない場合は、部屋のドアを開けて、扇風機などを窓の外に向けて設置しましょう。
また、冬場などは窓開けを行うと、一時的に室内温度が低くなってしまいます。暖房器具を使用しながら、換気を行ってください。
- (1)流行前のワクチン接種
- インフルエンザにかかったかもしれないときはどうすればよいですか?
- 感染者であっても、全く症状のない(不顕性感染)例や、感冒様症状のみでインフルエンザウイルスに感染していることを本人も周囲も気が付かない軽症の例も少なくありません。次の(1)~(5)に留意して、医療機関にて受診してください。
- (1)人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう。
- (2)咳やくしゃみ等の症状のある時は、家族や周りの方へうつさないように、飛沫感染対策としての咳エチケットを徹底しましょう。
- (3)安静にして、休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
- (4)水分を十分に補給しましょう。お茶でもスープでも飲みたいもので結構です。
- (5)高熱が続く、呼吸が苦しい、意識状態がおかしいなど具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。
出典:厚生労働省HP「インフルエンザQ&A」